第9回「空に太陽がある限り」―子供たちのための居場所つくり―
檜原村で「東京うこっけい」を飼っている、とし坊です。身寄りの無い子どもたちが自立できる環境整備のため、100の商品開発を目標に日々考えております。 さまざまな商品を企画し原料から作り、直接販売することはもちろん、環境に優しく持続性のあることが重要だと思います。 何より、国連で採択され、世界が目指す持続可能な開発目標(SDGs) に向けては、西多摩地域に大きな可能性が秘められていることは言うまでもなく、子どもたちの育つ環境としても、すばらしい場所と感じています。 西多摩の中で、自分が思い描く商品や企画は、すでに100を超ええており発表待ちも数多くあります。 今回誕生した新商品は、じゃがいも焼酎「じゃが」=写真=で、お披露目会を2月15日にあきる野で開催しました。本年度から増産体制も順次強化してまいりますので、よろしくお願いします。 さて、前回お伝えした「こども食堂」についてですが、西多摩ではあきる野市で活動中の2か所の「こども食堂」に新米を提供させていただきました。
また、弊社関連会社の「横浜フード・ラボ」(横浜市西区)で、先行して始めていた「こども食堂」や子どものための「プログラミング教室」には、毎回100人前後が集まるようになり、自治体関係者らの視察が増え企業からの協賛も多くなりました。今後は、こども食堂とドローンやプログラミング教室を併用した新しいスタイルへの取り組みを始める予定です。 また最近、「ひきこもり支援」も行うようになり、ロボットを活用した就業実験を昨年から檜原村で行っています。このフィールド実験は、沖縄から檜原村のロボットを実際に遠隔操作し、農業へのロボット活用を考えるものです。各方面からの期待もあり、中間レポート発表を2月26日に千代田区神田で行いました。当日は、さまざまな業種が参加した交流や懇親会も開催しました。読者で、ロボットにご興味のある方は、弊社までお問い合わせください。 このようなことが実現できるようになったのも、弊社への取組に賛同頂ける方が増えたからと、感謝しております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 この連載の過去記事がホームページでご覧いただけます。