植物への語り掛け
東京牧場では、動植物に語り掛ける事を実践としてとりいれています。
ポジティブな言葉は自分に還る
花や植物に対して美しい言葉をかけるか、ネガティブな言葉をかけるかが生育に影響を与えるかについては、科学的に確立された明確な結論はありません。しかし、このトピックに関しては様々な実験が行われており、特に興味を持つ人々の間で話題となっています。
一部の研究や実験では、植物に対して肯定的な言葉をかけたり、優しい音楽を流したりすることが、その成長や健康に良い影響を与える可能性が示唆されています。これらの実験は、植物が外部の振動や音に反応することを根拠にしています。例えば、クレシュナムルティの影響を受けた実験者が行った「愛情を持って育てられた植物はより良く成長する」という実験などがあります。
一方で、科学的には植物が「言葉」の意味を理解する能力はないと考えられていますが、音の振動が植物の生理的反応に何らかの影響を与える可能性はあります。例えば、特定の振動が植物の開花を促進したり、成長速度に影響を与えたりすることが報告されています。
このトピックに関する研究は、まだ十分には進んでいないとも言えるため、植物への言葉が直接的に成長に影響を与えるかどうかについては、科学界内でも意見が分かれています。また、植物に対する言葉が直接的な影響を与えるとしても、それが植物自体の「感情」に基づくものか、あるいは言葉によって発生する振動などの物理的な影響によるものかは、さらに検討が必要です。
結論として、植物に対する言葉の効果については、まだ確定的な科学的証拠はありませんが、ポジティブな環境が植物の成長に良い影響を与える可能性はあるというのが、一般的な見解です。
日本では古来から「言霊」
動植物に対して、ポジティブな言葉をかける事は、掛けた相手だけでなく自分にもよい影響があると東京牧場では考えています。 それは、ネガティブな言葉は口に出すべきではなく、ポジティブな言葉だけを、発するようにする事と「言霊」の力について、小さな頃から教えられてきたからです。
言霊(ことだま)とは、言葉自体が持つ霊的な力や影響力を指す日本古来の概念です。この考え方は、古代日本の宗教や神話、文化に深く根ざしており、言葉にはそれを発することで現実を形成したり、影響を及ぼしたりする力があるとされています。この信念は、日本の神道や仏教の実践、さらには日常生活の中にも影響を与えています。
言霊の考え方は、「良い言葉は良い影響をもたらし、悪い言葉は悪い影響をもたらす」という信念に基づいています。したがって、肯定的で積極的な言葉を使うことが奨励され、否定的な言葉や呪詛(のろい)は避けるべきとされてきました。例えば、名付けや祝詞(のりと)の際には、その人や物事に良い影響をもたらすような言葉を慎重に選ぶ習慣があります。
このように、言霊の概念は、言葉に対する敬意や言葉の選択に対する意識を高めるという点で、日本文化の特徴的な側面の一つと言えます。また、この考え方は、人々の間でのコミュニケーションや人間関係を築く上での基本的な倫理としても機能しています。
神奈川県教育委員会の関係で、県立高校生を対象とした「働き方」について、お話してきました。
最近思うのは、#自己肯定感 のなさです。
解決方法についての提案を、理解して頂けたのかは難しいところですが、神奈川県デュアルシステムで、東京牧場に出社して単位としている高校生らは、最低でも1年間の時間をかける事で、変化が見られます。
メンタル強化! 自己肯定感のアップを科目にとりいれるくらいの挑戦が、教育には必要と思っています。