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伝えたいものは文字では伝わらない

母の心を伝えられれば

これからの日本のこどもたちに必要な教育は何か? を、ボランティアスタッフ(ファーム)と考えた時、社会チームが必要であると考えています

IQとEQ

人を数値で図ることはできないため、これまでの指標やテストでこどもたちを判断してはいけないと東京ファームでは考えています。 特に幼少期の判断基準として多いのが以下のIQですが、これは一面であり異なる側面の考慮も必要です。

IQ 知能指数

知能指数(IQ: Intelligence Quotient)は、個人の認知能力や知的能力を数値で表したものです。この数値は、標準化された知能テストを通じて得られ、個人が解決することができる問題の種類や難易度、思考や理解の速度など、様々な認知スキルを測定することによって決定されます。

IQテストは、論理的思考、数学的能力、空間認識能力、言語理解能力、記憶力など、多方面の能力を評価します。得られたスコアは、テストを受けた人の知能レベルを、同年齢の一般集団と比較するために使用されます。通常、IQスコアは平均が100、標準偏差が15または16の正規分布に基づいています。つまり、大多数の人々(約68%)のIQスコアは85から115の間に位置し、非常に高いIQスコア(130以上)や非常に低いIQスコア(70以下)を持つ人は比較的少数です。

IQは、学業成績や職業的成功といった面である程度予測力を持つとされていますが、個人の能力や潜在能力を完全には反映していないという批判もあります。知能の多面性や、社会的スキル、創造性、情緒的知能(EQ)など、IQテストでは測定されない能力の重要性も強調されています。

EQ心の知能指数

心の知能指数(Emotional Intelligence, EQ)は、自分自身や他人の感情を理解し、管理する能力を指します。これには、感情を認識し、評価し、表現する能力、感情を利用して思考を促進する能力、感情を理解し、それに基づいて適切に行動する能力、感情を管理し、他人の感情に対応する能力などが含まれます。EQは、社会的相互作用、対人関係の構築、意思決定、ストレスの管理など、日常生活の多くの側面において重要な役割を果たします。

心の知能指数は、従来の知能指数(IQ)とは異なり、人が持つ認知的な能力だけではなく、感情的な側面と社会的なスキルを重視します。EQは人間関係の成功、職業上の達成、そして幸福感に大きく影響を与えるとされ、多くの研究によってその重要性が強調されています。

EQの概念は、1990年代初頭にピーター・サロヴェイとジョン・マイヤーによって導入され、後にダニエル・ゴールマンによって一般に普及しました。ゴールマンは、EQが成功のためにIQ以上に重要であると主張し、彼の著書「EQ エモーショナル・インテリジェンス」では、EQが人生のさまざまな側面にどのように影響を及ぼすかを探究しています。

社会チームとは、お互いの長所で助け合う

西遊記、水戸黄門、多くの物語では、ひとりで冒険するのではなくて、チームで問題解決にあたっています。ドラマでも運動能力に優れたものが潜入したり、ITに才能をもつものが後方支援でハッキングしたり、相反するチームメンバーを繋げるものがいたり、、、
東京ファームでは、ボランティアそれぞれの特性や能力を存分に生かせる仕組みができないかと、常に考えています。
「人の役に立ちたい」そう思う人は、大勢いますが一歩を踏み出せないでいます。

バタフライエフェクト

ひとりひとりの力は、私もそうですが本当に微力です。蝶の羽ばたきが起こす風のようです。
「蝶の羽ばたきが、竜巻となる」
あたなの羽ばたきが、大きな大きな力となる事を信じています。

社会に役立つ人になれ

自分は幼少期に教えられてきた「社会に役立つ人」になるため東京牧場を設立しました。多くの方から「社会の役に立つとは具体的に何をすればよいのですか?」と尋ねられるので、まとめてみました。

“社会に役立つ人になれ”という言葉は、個人が社会の一員として貢献し、他人やコミュニティのために価値ある行動をとるべきだという考えを表しています。これは、単に職業上の成功を目指すだけでなく、倫理的、道徳的、あるいは社会的な価値を持つ行動を通じて、社会全体の福祉や進歩に貢献することを意味します。

社会に役立つ人になることは、多くの形をとることができます。これには以下のような活動が含まれます:

  1. ボランティア活動:地域社会のために自分の時間やスキルを無償で提供すること。
  2. 職業選択:教育、医療、社会福祉など、人々の生活の質を向上させることを目的とした職業に就くこと。
  3. 環境保護:持続可能な生活慣習を実践し、環境保全活動に参加すること。
  4. 公平な商慣行:倫理的な消費を奨励し、社会的に責任ある企業から購入すること。
  5. 教育と啓発:知識やスキルを共有し、他人が情報に基づいた選択ができるように支援すること。

社会に役立つ人になることは、自己満足だけでなく、より良い世界を作るための集団的努力に寄与します。また、このような活動は、個人が自己実現を達成し、社会の中で意味のある役割を果たすのを助けることができます。